我が家の砂糖は2年前ぐらいから「てんさい糖」を使っています。
以前は、上白糖やグラニュー糖などを、料理にもお菓子作りにも
使っていました。
今では「てんさい糖」一択です。
下の北海道産のてんさい糖を使ってます。
使いだしたきっかけは、健康を気遣うようになってから。
プロフィールにも書いているんですが、心臓を手術してから
健康にかなり神経を使うようになりまして。
以前からは食生活はまあまあ気をつけてはいたのですが、
それ以上に気をつけるように。
(医者の先生からは「生活習慣ではなく、生まれつきの心臓のため」
と言われましたが、一度怖い目に遭うと、ものすごく気になります)
健康の本を読み漁り、TVの健康番組は大体チェックして
「てんさい糖」がアンチエイジングにもいいと分かりました。
白砂糖は体にいいわけがないと、漠然と思っていたのもあります。
てんさい糖(甜菜糖)とは
北海道でのみ栽培されるてん菜(ビートや砂糖大根とも言われる)が
原料の砂糖です。
ビフィズス菌の栄養になるオリゴ糖や、ミネラルを含んでいます。
上白糖は体を冷やすと言われていますが、
てんさい糖は体を温めると言われています。
GI値も上白糖が109に対し、てんさい糖は60~65と低いです。
カロリーは両者とも同じぐらいです。
このてんさい糖を使う前に、少し葛藤がありました。
「健康に良い」=「まずい」
という考えがあったからです。
しかも上白糖より価格が高い。
しかし、使ってみると、上白糖より甘く感じ、美味しいです!
ブリの照り焼きなどは、てんさい糖に変えてから、
コクのような「深み」が出て、ワンランク上の味になりました!
しかも、甘味が強いので、今まで「大さじ3」と書かれていたものは
「大さじ2と2分の1」としないと、正直甘すぎて。。。となります。
そのため、カロリーが少し抑えられます。
夫はプレーンヨーグルトにもてんさい糖をかけるときがあります。
上白糖はかけたことがないのに。それぐらい甘くておいしいです。
ただ、一つだけ困ったことがありました。
生クリームを作るときにてんさい糖を使うと、てんさい糖は色が茶色いので、
生クリームの色がほんの少しですが茶色くなります。
家族で3時のおやつだったらいいかもですが、
お客さんに出すんだったらやっぱりグラニュー糖で真っ白がいいか、
「健康に良いんだよ~」
とアピールするか(健康に意識高い人たちだったら喜ばれるかもですが)。
そこは気をつけた方がいいかと。
それでもてんさい糖は甘くて美味しいのでおすすめですよ!
しかし、注意してほしいのが、てんさい糖も砂糖です。
食べ過ぎれば体にいいことはないことは言うまでもなく。
今までの白砂糖をてんさい糖に変えて、
同じ量でたっぷりな甘さを味わったり、
量を少なめにしてカロリーを控えたり、
上手に取り入れてくださいね!